2009年9月12日土曜日

今日は、CSECジャパンフォーラムも主催のオススメ企画をご紹介いたします

この日記を見てる方は、きっと「闇の子供たち」を見たり
なんとなく、おぼろげに人身売買という問題を知っている方々だと思います
でも、人身売買ってあまりにも衝撃的すぎて 思考が止まってしまいません?
映画を見れば 

「知る」
ことはできるけど
その続きは教えてくれませんよね?

今回、ご紹介する参加型のワークショップは
実際にあったストーリーを読みながら

人身売買について
子どもの人権について
そして
みなさんが知らない日本国内で行われている子どもの性的搾取について
参加されるみなさんで考え、学んでいきます

こういったイベントに参加したことがないかた
闇の子供たちを見て、なにかを思った方
なんだか気になった方
参加費は無料ですのでお気軽にご参加ください

場所・日程など詳しくはこちら↓↓↓
【主催】CSEC JAPAN FORUM http://no-csec.net/
【共催】てのひらhttp://www.geocities.jp/tenohira_trafficking/
【日程】2009年9月27日(日)
【時間】15:30~17:00 (15時15分開場)
【場所】かながわ県民センター7F ミーティングルーム R710横浜駅より 徒歩5分の場所です
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/02/0051/center/access.html
↑よくわからなかったら遠慮なく聞いてください[m:50]
【定員】24名
【〆切】9月25日 
【参加費】 無料

【申し込み方法】
お名前をご記入のうえ、こちらのメールアドレスにご連絡ください
ruiyano@gmail.com
【内容】 てのひらのホームページより引用
[m:166]、アイスブレイク(緊張ほぐし)
想像力をはたらかせる『心と頭とからだのウォームアップ』
[m:167]、本の輪読
わかりやすく、感じられやすく学ぶために絵本「子どもの権利を買わないで~プンとミーチャのものがたり」(大久保真紀著)を輪読(1 ページずつ交代で回し読み)します。
絵本の輪読で、人身売買や児童労働、子ども買春やそれによって蔓延するHIV/AIDS の実態を、わかりやすく、感じられやすく学びます。自分にはない視点の発見のために絵本を読んでどのように感じたのかを、それぞれに絵やテキスト等でおもいおもいに描いて、それぞれに引き出します。
[m:168]・感想のシェア・共有
グループで分かち合うことで、自分にはない視点や気づき、発見、共感が自然に生まれていきます。
[m:169]、「解説」 人身売買ってなに?
「被害者=かわいそうな存在」では決してない人身売買の定義や世界や日本の被害の現状それが起きる背景などについて基本的なことから日本や国際社会における取り組みまで、解説します。
海外の現状や外国籍市民の被害だけでなく日本で起きている子ども買春やポルノ、援助交際なども含め、日本の10 代後半の子どもたちの現状についても言及します。
とりわけ大切にしている視点は、「被害者=かわいそうな存在」ではけしてなく、その背景にある社会構造によって、そうなっていることを考えていきます。
そして、自らが暮らす国や地域の現状を知らせることにより
「自分たちの問題」として参加者の方々が考えられるような時間をめざします。

[m:170],自分たちにできることは?
「人身売買」という問題に対して何ができるのかを考えても、すぐにアイデアが浮かばない・・・。そこで、例えば「バックキャスティング=未来から振り返って、今を考えてみる」
という手法で、望む将来を実現するために、今の自分にできることを具体的に考えてもらいます。
「こんな将来になってもらいたいから、今の私には具体的に○○ができると思う」というように、今の自分と望む未来を実現させることを考えていきます。

2009年7月30日木曜日

児童買春「きっかけは一般サイト」急増

児童買春「きっかけは一般サイト」急増
7月27日10時17分配信 読売新聞

 北海道警が今年上半期に摘発した児童買春などの福祉犯罪で、
被害に遭った18歳未満の少女が犯罪に巻き込まれるきっかけになったのは、
ゲームやプロフなどの一般サイトが46件に上り、出会い系サイト(22件)
の2倍以上だったことが、分かった。

 昨年1年間は出会い系サイトが51件、一般サイトが41件で、
一般サイトをきっかけに、未成年者を狙う犯罪が急増していることが裏付けられた。

 今年上半期に道警が摘発した児童買春・児童ポルノ禁止法違反や
道青少年健全育成条例違反などの事件139件の被害者113人を
対象にしたアンケート調査で判明した。回答は82人から得た。

 ウェブサイトをきっかけに事件に巻き込まれた68件のうち一般サイトは46件。
内訳はゲームサイトが24件(52・2%)で最も多く、
ブログ・プロフの13件(28・3%)、
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)4件(8・7%)と続いた。
携帯電話を所持していた80人のうち、
有害サイトへの接続を制限するフィルタリングを利用していたのは
4人(5・0%)にとどまり、66人(82・5%)が利用していなかった。

 一般サイトの出会いが急増した背景には、
年齢確認の厳格化を定めた昨年12月の改正出会い系サイト規制法の施行などが
あるとみられる。

 道警少年課は「フィルタリングで有害サイトへの接続を防ぎ、
情報モラル教育をしっかりやっていくしかない」としている。

南ア男性の4人に1人がレイプ経験者!? 研究機関調査のニュース


2010年にサッカー・ワールドカップ(W杯)開催を控える南アフリカで、
男性の4人に1人を上回る27.6%が
「過去に成人女性または少女をレイプしたことがある」
と答えたとするショッキングな調査結果を
同国の研究機関「医学研究評議会」(MRC)が18日発表した。
南アの劣悪な治安状況を裏付けた形で、W杯開催に向け、不安材料の一つにもなりそうだ。
調査は全国9州のうちクワズールー・ナタール、東ケープの東部2州で、
都市部や農村部、さまざまな人種から男性1738人を無作為に選び匿名で実施。
過去のレイプを認めた男性のうち7.7%が
「レイプした相手は11人以上」と答えた。(共同)

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/print/world/mideast/267983/

裏「性暴力ゲーム」をネットに…男を再逮捕

無修整の「性暴力ゲーム」ソフトがファイル共有ソフトを通じてネット上に流出した事件で、川崎市の風俗店従業員、福沢英敏容疑者(38)(わいせつ物公然陳列容疑で逮捕)が、児童ポルノ画像など5000点以上をネットに流していたことが、京都府警の調べでわかった。

 福沢容疑者は動機について「ファイル共有ソフトの世界を活性化させたかった」と供述。府警は29日、児童ポルノ画像など47点を流出させたとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反などで再逮捕した。

 発表によると、福沢容疑者は、自宅のパソコンをファイル共有ソフトに接続、約5年前からわいせつ画像や性暴力ゲームソフトなどを取り込んでは、ネットへ の流出を繰り返しており、「ファイル共有ソフトの世界は違法ファイルを公開する者がいてこそ成り立つ。大量に流して活性化させる使命感があった」と供述し ているという。

 京都地検は同日、福沢容疑者のわいせつ物公然陳列容疑を処分保留とした。

2009年7月15日水曜日

<児童ポルノ>禁止法改正案は廃案の見通し

<児童ポルノ>禁止法改正案は廃案の見通し 衆院解散で
7月14日22時42分配信 毎日新聞

深刻化する児童ポルノ被害を食い止めようと、
画像を所持することへの規制強化に向け国会審議が続いていた児童買春・児童ポルノ禁止法改正案は、衆院が21日にも解散されることで、廃案の見通しとなった。

同法をめぐっては、18歳未満を写した性的な画像を個人で見るためだけに所有する「単純所持」を禁じる自民・公明両党と、「有償または反復して取得」した場合に処罰を限るべきだとする民主党がそれぞれ改正案を提出、先月26日に衆院法務委員会で審議入りした。3党は今国会での成立を目指して修正協議を重ね、「単純所持」を違法とすることで合意したが、処罰対象をどこまで広げるかなどで折り合いがついていない。

ただし、与党、民主党双方の委員らには、会期中に最終合意までこぎ着けたいとの意向もあり、解散ぎりぎりまで協議を続ける可能性もある。【丹野恒一】

2009年7月10日金曜日

海外の児童ポルノ・アドレス掲載、19歳私大生ら摘発

海外の児童ポルノ・アドレス掲載、19歳私大生ら摘発
7月8日3時8分配信 読売新聞

 海外の児童ポルノサイトのアドレスをインターネット掲示板に掲載したとして、
神奈川県警が沖縄県宜野湾市のパチンコ店店員(37)と鹿児島市の
飲食店店員(37)の男2人を、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(公然陳列)容疑などで
逮捕していたことがわかった。

 捜査関係者が明らかにした。海外の児童ポルノサイトのアドレスを掲載した
同法違反容疑での立件は全国で初めて。県警は近く、この掲示板を開設した
千葉県流山市の私立大2年の少年(19)を同法違反ほう助容疑などで
横浜地検小田原支部に書類送検する。

 これまで国内の児童ポルノサイトのアドレスを掲載した摘発例はあったが、
海外サイトの場合、サイト運営者の特定が難しかった。

 県警は4月、ネット上の違法・有害情報の通報を受け付ける
民間団体「インターネット・ホットラインセンター」(東京都港区)に協力を依頼。
センターは、ネット上の住所に当たるドメイン名の登録業者と連絡を取るなどして、
サイト運営者が米カリフォルニア州内にある会社と突き止めた。

 捜査関係者らによると、男2人は昨年9月と今年2月、
掲示板に海外の動画サイトの児童ポルノに接続するアドレス計11点を掲載し、
不特定多数に閲覧させた。2人とも同法違反罪などで罰金50万円が確定している。

 少年は昨年8月、児童ポルノサイトのアドレスが掲載されることを知りながら、
この掲示板を開設した疑い。調べに対し、「犯罪になるとは思わなかった」
と話しているという。

 甲南大法科大学院の園田寿教授(刑法)は
「国内の掲示板からの有害な海外サイトへのリンクを摘発したことは、
警鐘を鳴らした点で意義がある」と話している。

2009年6月3日水曜日

児童労働反対デーイベント

『闇の子供たち』上映会+シンポジウム

6月12日は児童労働反対世界デー。世界で児童労働者は2億1800万人。
その中でも「最悪の形態」と呼ばれる児童労働と、少女たちに焦点をあてた
映画とトークのイベントです。
ここでしか聞けない、映画「闇の子供たち」を生んだプロデューサーのスペシャルトークも。
今年はNGO活動紹介デスク・物販もあり!
「知って、考えて、行動する」を一度に出来るイベントです。


【日時】2009年6月6日(土)13時半~18時半
【会場】全電通労働会館ホール
会場の最寄り駅:東京メトロ 千代田線 新御茶の水駅(B3 出口)徒歩2分
【定員】400人参加費:前売り900円 当日1,000円 (小学生以下無料・事務局に直接申し込んでください)
申込方法:チケットぴあより前売り券をご購入ください(6月3日まで)    
     Pコード:555-226  (この番号を控え、ファミリーマート、サークルK、サンクスで購入して下さい)

【プログラム】

13:00 開場
13:30~ 主催者挨拶
13:40~ 第1部 (ムービー部分)
映画「闇の子供たち」上映(35mmフィルム)
(138分)
16:00~ 休憩
16:20~ 第2部 (トーク部分)
スペシャルゲスト トーク
 映画「闇の子供たち」プロデューサー 椎名友紀子氏
16:35~ シンポジウム(1時間40分)
「最悪の形態の児童労働」条約発効 10周年記念
~最悪の形態の児童労働をなくすために、わたしたちにできること~
1.ILOから最悪の形態の児童労働と少女についての報告
 長谷川 真一氏 ILO駐日事務所代表
2.パネルディスカッション
 パネリスト:
  斉藤百合子氏 人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)運営委員
  百瀬圭吾氏 CSECジャパンフォーラム実行委員長
  甲斐田万智子氏 (特活)国際子ども権利センター代表理事
 モデレーター:
  森田明彦氏(社) セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン/シニア・アドバイザー(東京工業大学特任教授)
18:15 シンポジウム終了
主催者あいさつ
18:30 閉会
19:00 NGO紹介デスク 終了


【共催】 ILO 駐日事務所     
NGO-労働組合国際協働フォーラム    
児童労働ネットワーク

【お問い合わせ先】
(NGO-労働組合国際協働フォーラム NGO側事務局)
特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター
E-mail:ngorouso@janic.org
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18 アバコビル5F
Tel: 03-5292-2911 Fax: 03-5292-2912
児童ポルノ、プロバイダーは強制遮断を…警察庁が協議会
6月1日3時13分配信 読売新聞


読売新聞
ネット上にあふれる児童ポルノ対策として、警察庁は、
ネット利用者が違法なサイトを見ようとしても接続できなくする「ブロッキング」制度を民間のプロバイダー(接続業者)が自主的に運用できるよう、6月2日にプロバイダーなどと協議会を発足させる。

違法サイトの画像がネット利用者に次々にコピーされ、
他のサイトに転載される現状に歯止めをかけるのが狙い。来年度にも官民共同で実証実験を始め、技術的な課題などを検討する。法整備の遅れから、児童ポルノ対策の「後進国」と国際的に批判されている汚名を返上できるか注目される。

「これは、あの時に撮影された映像じゃないか」

昨年9月、神奈川県警が児童ポルノ投稿サイト「
さくらんぼ女学院」を摘発した時、捜査幹部は、投稿されている動画の一つに見覚えがあることに気づいた。

同県警は2005年3月、
児童ポルノを撮影した男を児童福祉法違反容疑で逮捕した。問題の動画に映っていたのは、この男にだまされた当時11歳の少女。映像がネット上に流出し、それをマニアが投稿していたことがわかった。

さくらんぼ女学院は05年5月に開設されてから1日平均約5万件
のアクセスがある人気サイトで、摘発されるまで計6155万件ものアクセスがあった。摘発後もマニアが投稿した動画や画像はコピーされ、11歳の少女の動画の場合、検索サイトで調べると、同じタイトルが10万件以上あるのが確認されている。

警察庁によると、
昨年1年間に摘発した児童ポルノサイト絡みの事件は、過去最多の254件。さくらんぼ女学院と同様、ほとんどのサイトの児童ポルノがマニア間でやり取りされ、ネット上に流出している。

ブロッキングは、
こうした児童ポルノをネット利用者が閲覧できないよう、警察の情報などを参考に作成した「ブラックリスト」を基にして、プロバイダーが違法なサイトへの接続を強制的に遮断する制度。海外のサイトも対象となり、「児童ポルノの閲覧→画像の取り込み→他のサイトへの投稿→拡散」という悪循環を絶つ決め手として期待されている。

同様の制度は、少なくとも10か国で導入され、
日本でも昨年6月、ブロッキングの技術開発を進めることを盛り込んだ「児童買春・児童ポルノ禁止法改正案」が国会に提出されたが、審議は難航している。

このため警察庁は、
プロバイダーによる自主規制の形で運用している英国をモデルに、協議会の場で技術的な課題や法律との兼ね合いを検討し、民間による自主運用を促したい考え。携帯電話のサイトも対象にするため、携帯電話各社にも協力を呼びかける。

◆ブロッキングに北欧型と英国型◆


ブロッキングを巡っては、スウェーデン、
ノルウェーなど北欧では違法サイト全体への接続を遮断する方式を、英国、カナダなどでは、児童ポルノが掲載されたページだけを閲覧できなくする方法を採用している。

「マイクロソフト日本法人」法務・
政策企画統括本部技術標準部長の楠正憲さんは「北欧型の場合、児童ポルノではない部分まで閲覧できなくなり、表現の自由との兼ね合いが難しい。英国型は処理する情報量が増え、設備投資が莫大(ばくだい)になる。実証実験を重ね、日本にあった方式を模索する必要がある」と指摘している。